このブログでは、「NLP」「コーチング」「コミュニケーション」をテーマに取り扱います。
さあ
「なぜか恋愛がうまくいかない人へ」というテーマで、本ブログが開始しますが、
みなさんは「恋愛」していますか?
恋愛していますか?という質問は、
だいぶ失礼な質問かと思いますが、
恋愛については、コミュニケーションスキルの上級者でも、
陥るワナがたくさんあります。
恋は盲目
そんな風に言われることもあるので、
本来の自分らしいままで、
恋愛におけるコミュニケーションを行っていくのは、
意外と難しいものであり、
やりがいのあるものでもあります。
つまり、恋愛におけるコミュニケーションについて、一度理解いただくと、
今後の人生に役に立つことをたくさん発見できます。
このブログの目的は、「コミュニケーションについて深く知ること」です。
恋愛というテーマをあえて取り上げて、
さらなるコミュニケーションの神髄を知りましょう。
恋愛とは
まずは恋愛の定義を、はっきり理解していきましょう。
とはいえ、定義が色々な場所でニュアンスが異なるため、
今回は、個人的に最もしっくり来たものをご紹介したいと思います。
『三省堂国語辞典』
「恋愛」は「(おたがいに)恋(コイ)をして、愛を感じるようになること」と記す。そのうち
「恋」は「人を好きになって、会いたい、いつまでも そばにいたいと思う、満たされない気持ち(を持つこと)」、
「愛」は「1 〈相手/ものごと〉をたいせつに思い、つくそうとする気持ち」
恋愛においての役割(ロール)
なぜか恋愛がうまくいかない人たちの特徴の1つとして、
恋愛における役割(ロール)を演じきってしまうことが挙げられます。
その役割は、男女における役割(ロール)ではありません。
男性は、外で働き、女性は、家を守る。のような話は、
すこし時代を感じますよね。
ましては、今の恋愛は男女間に限られません。
そもそも役割(ロール)は、その当事者間で決めていくことです。
そして、その役割(ロール)を果たすことに集中しすぎて、
当事者間のコミュニケーションを置いてきぼりにしてしまうことが、
よくあります。
ここで重要なお話は、
・その役割(ロール)は、当事者間で決めたことなのか?
(自分が勝手に必要なことと思い込んで、1人で決めて突っ走っていないか)
・そもそもその役割(ロール)を無意識に演じてしまっていないか?
の2点です。
これらの恋愛における役割(ロール)を無意識に演じきってしまうことで、
相手とのコミュニケーションで必要なことを見落としてしまいます。
・まずは、自分がどんな役割(ロール)になりがちかを知ること。
・そして、演じている自分に気づいて、すぐに修正すること。
これができるようになれば、
恋愛におけるコミュニケーションがよりスムーズになります。
役割(ロール)を演じきってしまう
ゲーム(プレイング)にハマってしまう
役割(ロール)を演じているときは、
良質なコミュニケーション運びができなくなります。
「ちゃんと話しているのに、なぜか悪い空気が流れる」なんて経験をした方は、
この役割を演じすぎてしまっている可能性があります。
ネガティブなコミュニケーションの印象だけが残ってしまいます。
これを「恋愛のゲーム」と言います。
まるでRPG(ロールプレイングゲーム)の主人公になったかのように、
自分の役割(ロール)に沿ってコミュニケーションを進めていくことを
主の目的としてしまいます。
そうすると、本来の目的である、相手の気持ちを考えたり、相手との関係性をよくすることに
目を向けられなくなってしまいます。
これでは、恋愛のコミュニケーションは上手くいきません。
それでは、具体的にどんな役割(ロール)を無意識に演じてしまうのか、
ご紹介します。
全部で5つの役割(ロール)があります。
恋愛のゲームをよくやってしまう、
役割を演じきってしまう人は、
今から上げる5つの役割(ロール)のどれかを演じやすい傾向があります。
1つとは限りません。
複数の役割(ロール)を、数珠つなぎのように渡り歩くこともあります。
恋愛のゲームにおける5つの役割(ロール)
R:レスキュア(救護者)
まず1つ目は、レスキュアという役割(ロール)です。
これは「助ける」という役割(ロール)です。
つまり、このレスキュアという役割(ロール)を演じ過ぎてしまうと、
「ついつい相手を助けすぎてしまう」という状況を作ることになります。
相手が困っているときなど、助けるという行為は良いのですが、
助け過ぎてしまうことで、本来必要なコミュニケーションに目を向けられなくなるほどに
助けてしまうのは、ネガティブなコミュニケーションに発展してしまいます。
V:ヴィクティム(犠牲者)
2つ目は、ヴィクティムという役割(ロール)です。
これは、「委縮する」という役割(ロール)です。
つまり、このヴィクティムという役割(ロール)を演じ過ぎてしまうと、
「ついつい委縮しすぎてしまう」という状況を作ることになります。
相手から何か指摘を受けたときに、素直に受け取れず、
否定されたと思いすぎてしまう状況が当てはまります。
P:パーセクター(迫害者)
3つ目は、パーセクターという役割(ロール)です。
これは、「責める」という役割です。
つまり、このパーセクターという役割(ロール)を演じ過ぎてしまうと、
「ついつい相手を責め過ぎてしまう」という状況を作ることになります。
相手に何か注意したいときに、この役割(ロール)を演じてしまうと、
相手の性格や人格までも責めてしまうような状況が生まれてしまいます
S&I:スークアンドイグノア(ふて腐れ)
4つ目は、スークアンドイグノアとう役割(ロール)です。
これは、「ふて腐れる」という役割です。
つまり、このスークアンドイグノアという役割(ロール)を演じ過ぎてしまうと、
「何かあるとすぐにふて腐れる」という状況を作ることになります。
恋愛のおいて、なにか不都合なことが起きたときに、この役割(ロール)を演じてしまうと、
不機嫌になり、ふて腐れるという行動を優先的に取ってしまいます。
L:ロンリー(構ってほしい)
最後の5つ目は、ロンリーという役割(ロール)です。
これは、「寂しい」という役割です。
つまり、このロンリーという役割(ロール)を演じ過ぎてしまうと、
「何かあるとすぐに逃避する」という状況を作ることになります。
恋愛のおいて、なにか不都合なことが起きたときに、この役割(ロール)を演じてしまうと、
すぐに現実逃避をしてしまいます。
TA交流分析による自己診断
これらの5つの役割(ロール)のうち、
どの役割(ロール)を演じてしまう傾向があるのか。
そもそも恋愛において、
この役割(ロール)を演じてしまう傾向が自分にあるのか。
恋愛のゲームをついやってしまう人なのか。
それについては、
自己分析テストをすることで、把握できます。
ちなみに、私は、恋愛のゲームは「非常にしやすいタイプ」でした。
最も演じやすい役割(ロール)は「パーセクター(迫害者)」でした。
数字で可視化されるので、非常にわかりやすいですよ。
自己理解へとつながっていきます。
この理解のおかげで、恋人への責め過ぎた行為は減りました。
前よりも良好なコミュニケーションを取ることができるようになりました。
自己診断について、ご興味ある方は、別途ご相談くださいませ。
恋愛が不向きな性格??
さあ、これらの役割(ロール)を見ていただき、
あなたはどんなことを思い、考えましたか?
このブログの目的は、コミュニケーションのプロになることです。
友人との関係も、仕事仲間との関係も、恋人との関係も、
みな同じく、コミュニケーションが存在します。
友人や仕事仲間との良好な関係を作るのは、得意なのに、
恋人との良好な関係を作るのは、苦手だ
と思っている人へ
恋愛が不向きである
そう思う前に、
・自分がつい「こうであるべきだ!」という役割(ロール)を演じてしまっていないか
今一度自分を見つめ、理解し、
・誰もがやってしまう恋愛のゲームに、自分がハマってしまってないか
を考えてみてからでも
遅くはないのではないでしょうか?
恋愛は、友人関係や仕事仲間との関係と違い、
より深く、より密接に、たった一人の相手との関係を築いていくことになります。
そこには「期待」が存在します。
それは、あなたが相手にする「期待」もあれば、
相手があなたにしているであろう、想像の「期待」もあるでしょう。
そして、あなたが恋愛のゲームをしてしまうのも、
あなたが5つの役割(ロール)を演じてしまうのも、
それは、相手からの期待に応えるためでもあるのではないでしょうか?
それは、相手との関係をより深く、より良好なものへしていこうという
あなたの紳士で前向きな姿勢が生みだしているのではないでしょうか?
その姿勢を持ったあなたは、
恋愛に不向きな方なのでしょうか?
まとめ
今日は、なぜか恋愛がうまくいかない人へ、
というテーマで色々お話をさせていただきました。
重要なのは、
・5つの役割(ロール)を無意識に演じてしまってないか、自分で気づくこと
・演じてしまっているとしたら、それを修正すること
です。
自分で気づくことというのは、どんなことでも最初は難しいです。
でも、あなたはこのブログを読んで、
一度、このテーマにおける自分の考えを認識しました。
それが第一歩であり、
大きな一歩なのです。
これからいろいろなコミュニケーションについて、さらなる進歩を遂げるために、
恋愛におけるコミュニケーションを一緒に考えてみましょう。
そして、恋愛のゲームをしてしまっても、自分を責める必要はありません。
それは、あなたがそれだけ真剣に恋愛と向き合っている証拠なのです。
このことを大切に胸にしまって、次のステップへ一緒に進んでいきましょう。
【Vlog】動画形式でもぜひご覧ください
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